こんにちは。永作です。
どの業界でも働くスタッフの研修や教育には力を入れていますよね。
特に店舗ビジネスのように接客サービスを中心とする事業においては、
スタッフ個々人の能力に焦点があてられる事がとても多いです。
フランチャイズでも研修や教育を売りにしている本部も沢山あります。
要するに、売上が上がらない原因は働いているスタッフに問題がある、と考えている企業や経営者が多いのです。
スタッフが成長する事で企業の業績が上がるから、研修をしよう!となるわけですね。
ただそれって本当にそうなんでしょうか?
優秀だとされる人材が集まる組織は必ずうまく行くのか
優秀な人さえ集める事ができれば、その事業がうまくいくのか。
そんなはずがあるわけありません。
もし仮にそうだとするならば、
この国で優秀だとされる人達の集まりである政治家の方々はどうなんでしょうか。
とても素晴らしい組織、とは言い難いですよね。
超優秀な人達が集まっても「アベノマスク」みたいに、誰がみても、
え?、みたいな事が起こるわけです。
それは企業でも同じです。
教育や研修に多くのコストを割いて、優秀な人達の集まりを目指す事は、
結果「アベノマスク」を実施するような組織を目指す事になります。
つまり、ただ研修や教育を実施し、人材の能力を向上させたところで、
社長が望むような結果はついてこない、という事です。
スタッフがチャレンジできる組織構造になっているのか
そもそも、その会社で働くスタッフがもつ裁量権、がどこまであるのか、はスタッフの能力向上と大きく関係します。
要するに、スタッフ自身が考え、スタッフ自身の判断で実行して良い仕事の範囲が、どのくらいあるのか、という事です。
良くありがちなケースが、